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当記事は前回の続きでニュースキンチームエリートの実態という動画の解説です。まだご覧になっていない方はぜひタップorクリックをしてご確認くださいませ。

さて、本日も本題に入っていきます。
動画4分26秒前後でニュースキンビジネスの還元率が
「40パーセント」
とお話ししています。
私が初めて代理店になった時に約30万くらいの売上があったと記憶していますが、振り込まれた金額は3万円程度だったと思います。どこが40パーセントやねん。
ということで、こちらも連鎖販売取引に対する規制【行政規制】に違反している可能性が高いと思われます。

禁止行為(法第34条)特に1の2行目矢印
「その他の重要事項等について事実を告げないこと、あるいは事実と違うことを告げること」
これに該当している可能性が高いと思われてしまっても仕方がないです。かなりの説明不足ですし、もっと言えばニュースキンの規約では報酬を説明する際にニュースキンの用意している資料を使わなければいけないと書いてありますので、規約違反の可能性もあります。

次に動画5分47秒のあたり
「嘘もつかないし、全てを公開してくれてる」
とありますが、動画にテロップを挿入しましたが、全ては公開していないです。

念の為に上記にも画像を添付しておきます。どちらにせよ誤解を招くような表現方法には疑問が残ります。

ここからは動画6分00秒あたりから薬機法や景品表示法について出てくるので、それについて触れていきたいと思います。
まず6分11秒あたり「老化防止」という表現が出てきています。
下記画像は東京都福祉保健局のページです。



上記画像の医薬品的な表現例の4つ目に「老化防止」とあるのがわかりますでしょうか。こちらの表現は最悪の場合、行政指導や逮捕の可能性も十分に秘めていることを踏まえた上でビジネス活動に取り組まなければなりません。

次に動画6分30秒あたりで「臨床データ」や「効果」についての表現が見られるようになってきます。下記画像は厚生労働省医薬・生活衛生局より
根拠法については医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律です。

東京都庁の薬務課の案内によると「臨床データ」については第66条の2項が該当してしまうようです。
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第10章 医薬品等の広告

(誇大広告等)
第66条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
2 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。
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また厚生労働省医薬・生活衛生局発布のPDF解説資料によっても解説があります。下記画像にリンクしておきます。

さらに動画6分42秒あたりには製品の「安全性」について触れられていますが、それについても上記の法律に該当してまう可能性が極めて高いです。動画6分52秒あたりに「科学に裏付けされている」旨の発言も上記に法律に該当する可能性があります。ここからは薬機法だけではなく景品表示法も絡んできます。動画7分あたりからビフォーアフター写真が出てきます。これは上記画像と同じように厚生労働省医薬・生活衛生局発布のPDF薬機法解説を下記画像にリンクしておきます。


(4)図面、写真等について
使用前、後に関わらず図面、写真等による表現については、承認外の効果効能等を想起させるもの、効果発現までの時間及び効果持続時間の保証となるもの又は安全性の保証表現となるものは認められない。そして7分18秒あたりからAP24(歯磨き粉)についても「安全性」を言い切っています。これは極めて違法性の高い表現方法になります。次に動画の7分34秒あたりからファーマネックス製品に触れています。ここまではずっと違法行為疑いの指摘をしてきたので、ここからは気分転換で違法行為による罰則規定について解説していきたいと思います。ずっと違法行為だけを解説しても飽きますので。いきなり動画7分38秒に「効果」というキーワードが出てきています。なので罰則としては下記の可能性が考えられます。

◯薬機法においては、虚偽・誇大広告(66条違反)に違反した場合の罰金の水準は最高でも200万円(個人、法人共に)
個人で払うのには少し高すぎるような気もしなくもないですが、お金を払って終わることが出来のだから大したことないと言えば大したことないですね。但し、大したことないとは言っても、こういう事が積み重なっていくと、ニュースキンジャパン全体としてかの日本アムウェイのように行政処分を受ける可能性は十分に考えられるでしょう。
本日も長くなってしまったので、また次回へ続きます。
チームエリートの違法疑い行為は止まらない。。。

先日はニュースキン公式HPに掲載されている現役チームエリートによる違法行為疑いの証拠動画をYouTube上にアップロードさせて頂きました。

この動画は違法行為の疑い行為を新規会員勧誘中に繰り返し行なっている事実について、国民の皆様に知って頂くことが、十分に公共の利益になり得るという理由で公開させて頂きました。本日はその内容についての解説を少しだけさせて頂きたいと思いますので、しばしお付き合い下さいませ。また違法行為容疑のあるチームエリートが保有していると推定されるインスタアカウント(こちらでの違法疑い行為は未確認)を、公益性を目的として下記画像にリンクさせて頂きますので、こちらもご興味があればご確認ください。

さて、ここから本題に入っていきたいと思います。
まず動画の導入部分でいきなり気になる点があるのですが、セミナーが勧誘目的である事や自分がニュースキンの会員(チームエリート)という情報開示を行なっているように見えません。

これは連鎖販売取引に対する規制での行政規制において、氏名等の明示義務違反(法第33条の2の3項目)全てに該当している疑いがあります。その後しばらく早送りで飛ばしまして、早送りの最後の方の部分でニュースキンの会員登録料等の説明があったようです。その後、勧誘に係る商品または役務の種類について少し触れています。勧誘に先立ってやらなければいけない説明会の途中でそれを入れてきているので、極めて違法性が高いという疑いを持たれてしまっても仕方がないセミナーの序章になっております。

次に動画開始1:00あたりのニュースキンの説明で
「プロモーションを全くやっていない」
と問題のチームエリートが明言しています。
そこで下記の画像をご覧ください。

上記画像はニュースキン公式ホームページに掲載されているものですが、これがプロモーションではないと言うのであれば何なのでしょうか。またガーシー元参議院議員から暴露の流れ弾が被弾して薬物疑いの浅田舞さんも下記のようなプロモーション活動と思われる行為をやっております。

この動画がプロモーションではないと言うのであれば、一体全体なんと説明できましょうか。ということでチームエリートが言っている
「プロモーションを・全く・やっていない」
これは【行政規制】2.禁止行為(法第34条)に該当する行為だと疑われてしまっても仕方がないでしょう。

具体的には条文2行目・嘘をつくこと・に該当してしまう可能性が高いと思われます。

ちなみに1分21〜23秒も当たりで
「ニュースキン社が知らぬ間に売上が上がっちゃった」
と言っていますが、ニュースキンジャパン公式HP上で社長のコメントは
「全力を尽くしてきた」
と思いっきり記載していますので、会社の意向に沿っていないPRになってしまう疑いがあります。法律的には上に同じ【行政規制】2.禁止行為(法第34条)に該当する可能性があります。

次に動画1分50秒〜1分51秒あたりで
「手間が全くない」
という楽して儲かるかのように思わせるような類の言動が見られます。
これに関連してニュースキンジャパンは下記画像のような記載をしています。

「ブランドメンバーが報酬を得るためには、強い意志をもってビジネスに臨み、必要な時間と労力をかけなければなりません、、、」
また消費者庁は次のように注意喚起しています。



では実際の法律を見ていきます。
先の例と同じように連鎖販売取引に対する規制【行政規制】

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2.禁止行為(法第34条)
特定商取引法は、統括者又は勧誘者が契約の締結についての勧誘を行う際、又は取引の相手方に契約を解除させないようにするために、嘘をつくことや威迫して困惑させるなどの不当な行為を禁止しています。具体的には以下のようなことが禁じられています。

1.契約の締結について勧誘を行う際、又は契約の解除を妨げるために、商品の品質・性能、特定利益、特定負担、契約解除の条件、そのほかの重要事項等について事実を告げないこと、あるいは事実と違うことを告げること。
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上記の内容に該当する可能性が非常に極めて高いです。
「手間が全くない」という言動は見込み客に対して誤認をさせてしまう可能性があるからです。

次に動画2分09秒から2分12秒あたりの
「リスクゼロで始められる」
という発言があります。
動画上にもテロップを入れていますが、リスクは人それぞれ違います。ニュースキンビジネスを始めるに当たってリスクゼロではないです。数千円とは言え、会員登録料も支払うわけですし、ビジネス活動の時間も投資するわけですし 細かいことを言うようですが、リスクゼロなんてあり得ないです。もっと言えば会員登録しただけでも、夫婦間や彼氏彼女、友達からマイナスの感情を持たれることだってあり得ますので、何を持ってリスクゼロという表現をしているのでしょうか。

長くなりそうなので本日は一旦ここで失礼します。