先月の8月21日に運輸局から認可を頂いてから、およそ3週間。
いよいよ明日から個人タクシーをスタートします。
明日は9月11日のテロの日です。
開業日は覚えやすい方が良いと思い、この日を選びました。
思い返せば法人タクシー時代の研修期間を入れると、もう13年間も経過して、今月で業界14年目になります。
当時は腰掛けで始めて向いてなかったら3ヶ月間でやめようと入社して、あれよあれよと3年目で年収1000万円を達成しました。
まさか27歳で入社して、30歳で年収1000万円を超えると夢にも思わなかったです。
そこまでの道のりでも色々ありましたが、その後も色々な事を経験させて頂きました。
お世話になった会社にはとても感謝しております。
個人タクシーデビュー前日ということがあってか、眠れないためというのと、開業日前日の記念投稿として綴っています。
意外かもしれませんが、実は2025年の9月頃のちょうど1年前までは個人タクシードライバー個人タクシーになろうなんて思ってもいなかったです。
むしろどうやってタクシー業界から足を洗おうかとずっと考えていたくらいですから。
それがなぜ今に至ったのか。
まず10月に運転記録証明書なるものが会社のレターケースに入っていて、まさかの違反なし扱いになっていたことがきっかけでした。
なぜ違反なしに驚いたかと言いますと、2023年の8月上旬頃に1点6000円の違反をしていたからです。
どういうことかと言いますと、2023年8月より前の3年間に無事故無違反を継続していたために、特例で違反点数1点または6000円の罰金くらいの軽微な違反に関しては1年経過するとリセットされるというルールがあります。
これに僕は該当したため、まさかの個人タクシーへの道が急に開けたのです。
タクシー会社へ入社した頃は事故や違反を繰り返し、少し慣れてきた5年目や6年目くらいで1年に1回のくらいの違反をするという感じで来ていたため、自分は年に1回くらい何かの違反で警察のお世話になっているというイメージでした。
その後は経験を重ねた結果、業界8年目くらいからはほとんど違反をせずにいたようです。
すごいのは当時の運行管理者が僕の将来を言い当てていたことです。
その人は業界30年以上の大ベテランでした。
僕が営業中に何かやらかして帰ってくると<
「お前は売上だけしか役に立たない!」
と言いつつも、
「でもお前はそのうち事故や違反が無くなるから安心しろ」
とも言っていました。
今思い返せば、本当にその人の言った通りになっているから、やっぱり業界30年ともなると、見る目が肥えるんだろうなと思っています。
もしかしたら僕が入社した当時2012年頃はまだ20代ドライバーが少なかったためか、とても大切にされていましたし、本当に大切にしたいと思われていたらこそ、敢えて優しい言葉もかけてもらっていたのかもしれないとも思っています。
とにかく今までタクシー業界にいて、良い思い出がたくさんありますが、明日からはステージが変わります。
個人タクシー事業者になっても、自分の未来に希望を抱きながら、今夜はぐっすり寝たいです。