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おかげさまで10月は1件だけスマホを壊される事件が発生しましたが、それ以外は何事もなく乗務を完遂することができました。
ご利用して頂いた皆様や、いつも支えて下さる皆様に感謝致します。
ありがとうございます。

さて、今日はここ近年話題になっているライドシェア問題についてです。
いちタクシードライバーとして言わせてもらうなら、ライドシェアは必要だと思います。
もちろん私はタクシードライバーなので、いちドライバーだけの視点だけで見たら反対したいという本音は持っています。
しかし、ニーズがあることに対して反対するのは意味の無い事だと考えています。
歴史から見てもニーズのあること、人々がもとめていることは、今まで必ず実現されてきました。

ライドシェアについて書かれている新聞を読んでいても、ニュースを見ていても情報操作している部分が垣間見れるような気がしてなりません。
白タクの中国人ドライバーが摘発される事件を見たら、よりそう思います。
印象操作しているんだろうなと感じてしまいます。
問題はライドシェアではなく白タクのドライバーが出てきてしまう世の中を作っていることなのでは無いでしょうか。

当然のことながら違法行為は良くないことだと思います。
しかし私はニーズがあることに対してのルール作りや法整備ができていない、もしくは変化していかない事実の方に問題意識を感じるべきだと考えます。
もっと白タクが減っていくようにライドシェアを認知させていくべきです。

何が言いたいかと言いますと、タクシーとライドシェアの共存を早く実現していくべきだと思います。
タクシーはタクシーの良さ、ライドシェアはライドシェアの良さを発揮して、きちんと棲み分けの認知を国民にさせるべきではないでしょうか。

タクシーの良さは、一定の基準をクリアしているドライバーが、安全、安心を安定的にお客様に提供できることだと思います。
車両の定期的点検も義務付けられていますし、ドライバー自身も定期的に研修や安全教育を受けていて、二種免許を持っています。
ドライバーの健康面では定期的な健康診断も受けていますので、色々とお墨付きです。

ではライドシェアのメリットはいかがでしょうか。
タクシーより安い可能性がある、利便性の向上、お手軽さ、タクシー不足解消、柔軟な働き方を提供できるなどでしょうか。

タクシーのデメリットはライドシェアに比べ料金が高い可能性がある、ドライバー不足等が挙げられます。

ライドシェアのデメリットは料金の変動性、安全面、事故の際の補償内容、トラブルが起きたときの責任の所在、スマホを利用しない高齢者に不利などが挙げられます。

私がタクシーでライドシェアの棲み分けでで特に気にしているところは、料金についてです。
実際のところライドシェアの料金は変動性になっているのでですが、ライドシェアがタクシーより料金が高いというのは納得できません。
トレーニングや研修、安全性や補償等を含まれた料金設定になっているのに、それをライドシェアの車の方が上回るのは筋が通っていない話だと思います。
もちろん需要が高いから料金設定が高くなるライドシェアの方の事情もわからなく無いです。
それならタクシー会社の余っている車を稼働させる取り組みを今より更に強化すべきだと思います。
そうすることでタクシー会社も人材不足を解消し雇用に繋げやすい流れができると思います。
料金を高くする事で、需要に応えていくのは安易すぎると思います。
それが通るならタクシーだって需要が高い時は料金の変動性の料金にしてくれという話になってくるのでは無いでしょうか。

ライドシェアの安全面や事故の際の補償については、タクシー会社が中心となってライドシェア普及に取り組んでいる様子が窺えるので、次期に解決していくと思います。

早くライドシェアの在り方が確立されて、国民に認知タクシーとの棲み分けがハッキリして、白タクが無くなる世の中になるといいですね。
また白タクが中国人の批判の材料として使われるような世の中とはおさらばしたいものです。

ちなみに10月27日発行の東京交通新聞の情報によりますと、タクシー会社が運行管理する日本版ライドシェアは、全国でドライバー9709人で運行回数は103万回超えになったそうです。

昨日深夜アイフォンを投げ捨られる事件が発生いたしました。
10月16日の午前3時頃銀座からお乗せしたホステスさんと思われる女性。
乗ってくるなり住所を伝えられたので、Googleマップに住所入力。
女性客にGoogleマップを見せて場所の確認後、コース確認をしながら出発。
近くに行ったら私から伝えますねと女性客から言われました。
コース確認の最中も、いちいち確認されるの初めてと言われながらも進行。
目的地に到着すると、ここじゃないと言われる。
再度、私は自分のアイフォンを女性客に提示。
アイフォンを返してくれと言っても反応なし。
とりあえず目的地に着いてから、アイフォンを返してもらおうと車のナビに目的地を再度入力。
目的地に着きアイフォンがないことが判明。
女性客に聞いても知らないと一点張り。
私はアイフォン無くなったら困るので、女性客を家に帰しませんでした。
すると女性客が110番通報。
警察到着。
警察に事情を説明。
警察に荷物チェックをお願いする。
警察に車内も確認してもらう。
それでも無い。
そのうち女性客がキレ始める。
応援部隊が3人ほど到着。
おしっこ行きたいから帰らせてと言う。
やむなく女性客は帰宅。
警察は免許証で女性客の身分を確認していたので、一旦帰したと。
結局アイフォン見つからず、事件未解決。
その後すぐ家に帰り、Macでアイフォンの場所を特定。
場所は事件現場の近くでした。
すぐ探しに戻り、辺りを見回します。
落ちている様子はないので、近くのコンビニが怪しいと睨み、店員さんに尋ねると、まさかの店員さんが預かっていると判明。
確認すると私のアイフォンでした。
店員さんにお礼を言った後、組合に行きました。
組合にて車内カメラのデータを確認すると、私がカーナビ入力をしている際に窓から私のアイフォンを投げ捨てていることが判明。
その事実を警察署に伝える。
それと画面に傷が付いていたので、それも伝える。
お金の請求か前科を付けたいかと聞かれたので、とりあえず画面も傷つき、雨で濡れいたので、いつ故障するかわからないので、アイフォン代金を請求したいと伝える。
次の日、警察署の刑事さんから電話があり、女性客に本日警察署へ来てもらうので、その際に話をしてくださいとのこと。
結果、警察署の電話を通して女性客から連絡があり、謝罪とお金の振込がありました。
これで事件解決としました。
終わり。