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今月の11日の木曜日が初乗務でしたが、あれから何乗務かしました。
結論、個人タクシーは快適です。
法人でやっていたときに比べると、乗ってくる人の種類が違うと思います。
今のところ接客トラブルもありません。
就業規則もありませんので何時に出庫して、何時に帰庫しようが自由なのも良いです。

日報は自動日報ではなく手書きなので、まだ慣れてないのですが、これから慣れていくと思います。
時々お客様をおろした後に日報を書き忘れそうになります。
今のところの課題は日報の記載をすぐにするのか、後で暇になったらするのかというところです。
忘れてしまうと思うので、現時点ではすぐに記載するようにしているのですが、そのうち記載を後回しにしたせいで、内容を忘れるということが出てきそうです。

今のところ売上自体は特に法人時代とさほど変わらないという手応えです。
お給料はないので、日銭を稼ぐという意味では違います。
お客様の支払い方法が現金払いなら、換金も必要ないので即金です。

組合費は5万6千円ほどで、換金手数料は3%組合に抜かれているようなので、そのうち無所属の個人タクシーになるかもしれません。
もともとはどうせ個人タクシーやるなら無所属で、と思っていましたので。
組合理事による面接により、紳士協定で3年は組合員をやってくださいとのことでしたので、とりあえず2028年の8月までは組合個人タクシーをやる予定です。

組合個人タクシーになることを決めたのは今年の3月に法令試験に合格してからの話です。
資金面で言うと、組合で譲渡を選択すると最初から車やタクシー決済端末やメーター機器が揃っていて、安く開業できる可能性が高いということ。
時間の面で言うと、組合所属でも新規だとライセンス認可までに5ヶ月かかりますが。譲渡だとおよそ3ヶ月で認可アナウンスされます。
この2ヶ月の違いは資金的な面や、運転免許の点数を死守しなければならない方にとっては非常に大きいと思います。
ということで、これが無所属の新規で個人タクシーの開業を考えていた僕にとって、組合個人タクシーになるのに考えが変わった理由です。

個人タクシーの法令試験を受かっていて、個人タクシーになる他の条件を満たした状態で、40支部に電話して、3支部が譲渡がすぐにできる状態でした。
まず1支部目は豊島区にある支部でしたが、少しお堅い支部でしたので自分には合わないと思い、無しにしました。
2支部目は少し政治団体が絡んでいるような組合で、面倒くさそうだったので無しにしました。
3支部目は普通の組合っぽく見えたのでそこにしました。
僕は勉強会とか研修などに参加しないプロセスを選択していたので、1支部目には生意気に見えていたようで、少し面接時に嗜められました。
2支部目は政治団体が絡んでいるからなのか、親切すぎて自分には合わないと思いました。
3支部目は普通の話を普通にできるところだと思えたので、そこにしました。

話は逸れましたが、開業して10日ほど経過しましたが、今のところ個人タクシー事業者としてやっていけそうなので、とりあえずは安心しているというところです。
また今後は乗務の内容等もシェアしていけたらと思います。
ではまた。

先月の8月21日に運輸局から認可を頂いてから、およそ3週間。
いよいよ明日から個人タクシーをスタートします。
明日は9月11日のテロの日です。
開業日は覚えやすい方が良いと思い、この日を選びました。

思い返せば法人タクシー時代の研修期間を入れると、もう13年間も経過して、今月で業界14年目になります。
当時は腰掛けで始めて向いてなかったら3ヶ月間でやめようと入社して、あれよあれよと3年目で年収1000万円を達成しました。
まさか27歳で入社して、30歳で年収1000万円を超えると夢にも思わなかったです。
そこまでの道のりでも色々ありましたが、その後も色々な事を経験させて頂きました。
お世話になった会社にはとても感謝しております。

個人タクシーデビュー前日ということがあってか、眠れないためというのと、開業日前日の記念投稿として綴っています。
意外かもしれませんが、実は2025年の9月頃のちょうど1年前までは個人タクシードライバー個人タクシーになろうなんて思ってもいなかったです。
むしろどうやってタクシー業界から足を洗おうかとずっと考えていたくらいですから。
それがなぜ今に至ったのか。

まず10月に運転記録証明書なるものが会社のレターケースに入っていて、まさかの違反なし扱いになっていたことがきっかけでした。
なぜ違反なしに驚いたかと言いますと、2023年の8月上旬頃に1点6000円の違反をしていたからです。
どういうことかと言いますと、2023年8月より前の3年間に無事故無違反を継続していたために、特例で違反点数1点または6000円の罰金くらいの軽微な違反に関しては1年経過するとリセットされるというルールがあります。
これに僕は該当したため、まさかの個人タクシーへの道が急に開けたのです。

タクシー会社へ入社した頃は事故や違反を繰り返し、少し慣れてきた5年目や6年目くらいで1年に1回のくらいの違反をするという感じで来ていたため、自分は年に1回くらい何かの違反で警察のお世話になっているというイメージでした。
その後は経験を重ねた結果、業界8年目くらいからはほとんど違反をせずにいたようです。

すごいのは当時の運行管理者が僕の将来を言い当てていたことです。
その人は業界30年以上の大ベテランでした。
僕が営業中に何かやらかして帰ってくると<
「お前は売上だけしか役に立たない!」
と言いつつも、
「でもお前はそのうち事故や違反が無くなるから安心しろ」
とも言っていました。

今思い返せば、本当にその人の言った通りになっているから、やっぱり業界30年ともなると、見る目が肥えるんだろうなと思っています。
もしかしたら僕が入社した当時2012年頃はまだ20代ドライバーが少なかったためか、とても大切にされていましたし、本当に大切にしたいと思われていたらこそ、敢えて優しい言葉もかけてもらっていたのかもしれないとも思っています。

とにかく今までタクシー業界にいて、良い思い出がたくさんありますが、明日からはステージが変わります。
個人タクシー事業者になっても、自分の未来に希望を抱きながら、今夜はぐっすり寝たいです。