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皆様あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
さて、2026年(令和8年)を迎えてもうすぐで2週間ほど経ちますが、いかがお過ごしでしょうか。
最近、私は個人タクシーになってお客様からよく質問される事があります。
それは、、、
「個人タクシーって稼げるんでしょ?」
です。
それに対して私の回答は、、、
「事業者によると思います。」
と回答しています。

なぜそのような回答をするのかと言いますと、それが事実だからであり、タクシー業界が出来高制で歩合制の世界だからです。
法人ドライバーであれ、個人タクシードライバーであれ、売上は人それぞれです。

私の場合は法人時代の方がお客様を乗せやすかったと体感しています。
逆に言うと、個人タクシーになってからお客様の乗りが悪くなったという事です。
じゃあ個人タクシーって稼げないのかと言うと、そうでもないと思います。
知り合いの個人タクシー事業者は車をアルファードに乗り換えて、固定客をしっかりと掴んで営業して月の売上150万円をキープしている人もいます。
要は事業者のやり方次第というか考え方次第です。

私は特に固定客を掴みたいとも思わないですし、今のままノラリクラリ適当にやっていければ良いかなと思っております。
もちろん固定客がいた方が稼げることはわかっていますし、稼ぐために固定客を掴むために営業内容を変えたり、車を乗り換えたりすれば良いこともわかっています。
しかし私が何のために個人タクシー事業者になったのかと元を辿れば、'自由'になるためです。
固定客のために時間の自由を拘束されていては元も子もありません。
お金のためだけなら、法人ドライバーのままで十分でした。
これを言うと、え?という反応をするお客様も少なくないです。
それは恐らく世の中の大半の人がお金を稼ぐために仕事をしているからなのだと思います。
お金や稼ぎが重要ではないとは言いませんが、私にはそれよりもっと大事な事があるというだけの事です。

ということで個人タクシーをよく理解していない方向けに個人タクシーになって良かった事と悪かった事を下記に羅列したいと思います。

〜良かったこと〜
・勤退が自由
・法人時代より売上に対する手取りが多い
・ワガママだったり、高圧的なお客様対応が減った
・今まで以上に安全運転になった
・個人タクシーというだけで尊敬される機会が多い
・車のカスタマイズが自由
・自分の時間単価を意識するようになって無駄な動きをしなくなった
・服装が自由になった
・営業の内容で誰かに注意されることが無くなった
・自分の人生と真面目に向き合うようになった
・暇だと思われて、知り合いから仕事を手伝って欲しいという声が増えた
・会社で点呼を受けずに出庫できるようになった
・無線を取れとか、どこで営業するなとか会社独自のルールが無くなった
・シートが良いので腰痛が治った
・自分のタクシーが高級セダンなので運転が楽しくなった
・個人タクシーを選んで乗ってくる人の人間的経験値の高い人が多い

〜悪かったこと〜
・野良(予約なし)でやってると売上を作りにくく、終わるまで売上が読めない
・車の故障や不具合の修理費は全て自分持ち
・日報記入や会計処理という仕事が増えた
・ガソリン車なので経費がLPGに比べて高い
・法人時代に比べて社会保障が少なくなった
・グレーゾーン営業をしなくなった(会社ではなく自分で責任を取るから)
・いつも通りの営業で、法人時代に比べ特に営業内容に変化が少なくなった
・支払い関係で計算する機会が増えた
・お客様に支払い方法について気を遣わせる機会が増えた
・タクシー乗務員と話をする機会が減った
・タクシーに関する情報を自分で取りに行かないと入ってこない
・乗車申込されても個人タクシーはダメという声を聞いて乗車拒否される事がある
・お客様に車内で吐かれた時、法人時代よりも高額請求になってしまう
・事務所に両替機がないので、釣り銭を作るのに、いちいち銀行に行く手間がある
・日報や領収書などを自分で保管し、スペースも確保しなければならない
・車検や定期点検も自分で覚えておかなければならない

今のところこんな感じですが、もし個人タクシー事業者を目指されている方の参考にもなれば幸いです。

以上。

本日は「全国個人タクシー協会の年齢別事業者数」について東京交通新聞に掲載されていたので抜粋します。
※2025年4月30日時点。全国個人タクシー協会調べ
年齢層
39歳以下     81人   0.4%
40〜44歳  364人   1.6%
45〜49歳  966人   4.3%
50〜54歳 2336人 10.3 %
55〜59歳 3468人 15.3 %
60〜64歳 3669人 16.2 %
65〜69歳 3754人 16.5 %
70〜74歳 4658人 20.5 %
75〜79歳 2534人 11.2 %
80歳以上    862人   3.8 %
合計   22692人 100 %

全国個人タクシー協会(櫻井敬寛会長)が4月末時点で集計した会員事業者2万2692人の5歳ごとの年齢階層別事業者数によると、最も多いのは「70〜74歳」の4658人で、全体の20.5 %と、5分の1を占めています。
75歳を定年を控える事業者数も多くいると見られ、業界内では更なる人員減が懸念されています
次いで多いのは「65〜69歳」の3754人で16.5 %です。
ほか、「60〜64歳」の3669人 (16.2 %)、「55〜59歳」の3468人(15.3 %)と続きます。
55〜74歳のシェアは68.5 %と全体の約7割となっています。
75歳を超えている事業者数は3396人で15 %です。
内訳は「75〜79歳」は2534人(11.2 %)、「80歳以上」が862人(3.8 %)   です。
「39歳以下」は81人(0.4 %)で、最も少ないです。
会員事業者数の平均年齢は64.5歳です。
年齢別で最も多いのは「74歳」の1031人で、唯一の1000人超えです。
次いで「73歳」960人、「72歳」920人です。
最高齢は「93歳」、最年少は「34歳」で、それぞれ1人ずつです。

ちなみに全国個人タクシー協会に掲載されている女性個人タクシー事業者は全国で376人だそうです。